健康上問題ないのか教えてほしいです。
このようなお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 加工肉とは
- 加工肉によるカラダへの影響
- 加工肉の中身
- 加工肉のおすすめお供
上の順番で解説していきます。
食事の中でも定番が決まっている、想像のしやすい「朝食」
一般的にホテルなどの朝食では、洋食スタイルで提供しているところも多く馴染みのある「ベーコン」「ソーセージ」
目玉焼きがきたらセットのようになっているベーコン
その浸透率は非常に凄まじく、子供から大人まであんまり嫌いな人はいないんではないでしょうか。
いろんな商品で採用、汎用性も高い商品という感じでしょうね。
日本人でいれば、一度はジブリを見たこともあり、その有名な食事シーンでこのベーコンがでてきます。
じゃあ、
カラダのことを考えると、この「ベーコン」はどうなんでしょうか?
今回の本題に移っていきましょう。
加工肉とは
ベーコンは、いわゆる「加工肉」に該当します。
加工肉とはなんぞや
燻製、塩漬け、または防腐剤の添加により、風味を高めたり、貯蔵寿命を延ばしたりするために何らかの方法で改変された肉のことを言います。
ベーコン、ソーセージ、ホットドッグ、サラミ、ハム、ペパロニ、コンビーフなどの缶詰の肉、肉ベースのソースが含まれます。(①)
ま、まさかベーコンだけではなく、ソーセージやサラミまで…と思いますよね。結構該当するお肉が多い。
この説明が入るといよいよ怪しいものが含まれていることがなんとなくわかると思います。
ちゃんと見てみると、かなりやばい雰囲気がでてきましたね。
ついでに、私はここ2年程度、加工肉とは距離をとっております。あんなに何も考えず食べていたのに。
それはなぜか。調べれば調べるほど、この「加工肉」というお肉には良いデータがないんですね。
加工肉によるカラダへの影響
今回、こんな加工肉に関して調べている論文がありました。(②)
2010年の研究によりますと、
加工肉をたくさん食べると…
心臓病・糖尿病でここまでリスクが上がっている。
厳しいデータですね。
私は医療機関での経験上、なりたくない病気のランキングダントツ1位がこの「糖尿病」です。
心臓病にももちろんなりたくないんですが、糖尿病は他の疾患のリスクが非常に上がる上に、症状がなく非常に怖い病気です。
加工肉の中身とは
この加工肉がなんでこんな病気を引き起こしてしまうのか?!
その理由として考えられているのが、以下の2つ。
①ニトロソアミン
日本語では亜硝酸塩
(材料によく書いてある、肉の発色をよくするために使う保存料)
強い発ガン性を持っています。
ただ、亜硝酸塩は体内でも作られる成分で、硝酸そのものには血流を良くする作用もあるようで、結論的に体に悪いのかというと断言はできない部分もあります。
②糖質・保存料
多くの加工肉は、硝酸のほかにも大量の糖質や保存料が使われ、こちらが元凶だと考える研究者が多いようでした。
特に糖分を多く使った加工肉にはAGEsという発ガン性の高い物質が含まれておりまして、体に悪いことは確定しています。
つまり
中身の成分をこんなに見たことはないと思いますが、みればみるほど、なにやら怪しい成分や表記がでてきます。
加工肉におすすめのお供
どうしても食べたい場合
ベーコン商品の中で無添加・保存料なしを選択するのが1番かと思われます。
ただ、基本的には避けるのがベストだと思います(無添加・保存料なしでの加工肉の良し悪しが書かれた論文見つけられなかったため、確証はないため)。
ただ、たまには食べたくなりますよね。
この成分を調べていくと、先ほど紹介したニトロソアミンの吸収を抑える働きがあるのが「ビタミンC」のようです。
つまり食べるときは、
①無添加・保存料なしを選ぶ
②ビタミンCを一緒にとるようにする
こんな感じで対策を打てば良いかと思われます。
栄養面ひとつとってもいろんな世界がありますし、知れば知るほど食事の制約が出てくるかと思います。
みなさんの健康の一助になれば幸いです。