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「コーヒー」「緑茶」カラダにいいのはどっち?

 

日本人ではどちらも馴染みがある「コーヒー」「緑茶」どちらがカラダにいいのか。どうなんでしょうか?
悩んでいる人

 

だれもが一度は飲んだことあるんではないでしょうか?その2つを取り上げカラダにいいのはどっちか?という疑問にお答えします。

 

 

本記事の内容

  • 飲み物と病気の関係
  • 緑茶とコーヒーのメリット
  • 緑茶vsコーヒーどちらがカラダにいいか

 

上の順番で解説していきます。

 

 

では解説をスタートします!

 

飲み物と病気の関係

今回は飲み物の紹介をするので、病院でよくよく見る「糖尿病」に関して触れます。

以前の記事で「病気の根底には生活習慣病がありますよ」というお話をしました。

今回取り上げる飲み物で関係が深いのが生活習慣病で日本人で知っている方が多い「糖尿病」です。

 

日本で飲み物と糖尿病は非常に関係が深いです。知っておいて損はない内容です。
ヨネザワ

 

清涼飲料水を飲む機会が多い人は糖尿病になりやすい

当然の結果ですね。皆さん周知の事実だと思います()。

 

この論文は、

  • 日本での調査(岩手県、秋田県、長野県、沖縄県、東京都)
  • 40~59歳男女に食事調査を実施
  • 5年後・10年後にも生活習慣のアンケート送付、生活習慣について調査
  • 初回調査時点で、糖尿病・循環器病(高血圧など)・がんなど生活習慣病になっていない男女約3万人約10年追跡

結果、清涼飲料水を飲む量が多ければ多いほど、発症可能性は高くなる

1日400ml取っただけで、発症率が2倍にはねます。

 

これは、海外でも清涼飲料水はできるだけ避けるべきだという見解が一致しているところ。

 

日本は諸外国と比べて、糖尿病の発症率が高いと言われています()。

どこもかしこも、自販機やコンビニがあるのは、糖尿病を後押ししているかもしれませんね。

 

そのため前提に、清涼飲料水のような砂糖が入っているものは病気を引き寄せるため、基本的にNGということです。

 

なにが言いたかったか

水分摂取は重要だが、清涼飲料水のような砂糖が入っている飲み物は避けていきましょうね

 

読者の方の中で、清涼飲料水を日常的に取っている方は水分摂取の考え方を見直していきましょう
ヨネザワ

 

だいぶ話が逸れて申し訳ありません。

 

そんなことを言っているので、わたしの水分摂取は麦茶とコーヒー、水がほとんどです。

こんな風に砂糖に対して散々いっているので、基本的に水分摂取で糖分を摂ることはありません。

 

糖分が糖尿病を引き起こすので避けたいものだなと考えているのはわかったと思います。

 

じゃあ、水分摂取で何がカラダにとってはいいのか。日本でよく飲むもので考えると、やっぱり「お茶」「コーヒー」が上がってくると思います。

 

そこで今回は、

「コーヒー」と「お茶」は、どっちを飲むほうがカラダに良いんでしょうか?

という話です。

 

やっと本題です。

 

無糖であれば、コーヒーとお茶にはどちらもすばらしいメリットがあるのは、なんとなく言われているところですが…実際どうなのか。

 

コーヒーと緑茶カラダにいいのはどっち?

 

そんな「お茶」と「コーヒー」のメリットを検証してくれた研究があります。

 

紹介するデータは「脳卒中や認知症など、おもに脳にかかわるメリットについて調べてくれた研究」という論文です()。

 

 

病院では脳卒中は若くしてなる方も多い病気ですし、認知症は関わっていて非常に関わりが難しい病気の1つです。

どちらの病気も、できれば将来の自分は避けて通りたいと考えています。

 

この論文は…

 

これは36万人の男女を対象にした研究で、

  • コーヒーおよび/またはお茶を飲む人(50~74歳)を11年にわたり追跡した
  • どのぐらい脳卒中および認知症への罹患率を調べた

 

コーヒーと緑茶のメリット

結果

  • 脳卒中リスク

    • コーヒーを1日0.5〜4杯以上飲む人は、脳卒中のリスクが10%ぐらい低下した
    • お茶を1日2〜4杯以上飲む人は、脳卒中のリスクが15%ぐらい低下した
  •  虚血性脳卒中のリスク

    • コーヒーを1日0.5〜3杯飲む人は、 虚血性脳卒中のリスクが12%から13%ぐらい低下した
    • お茶を1日2〜4杯以上飲む人は、 虚血性脳卒中のリスクが12%から13%ぐらい低下した
  • 認知症のリスク

    • コーヒーを1日2〜3杯飲む人は、 認知症のリスクが7%ぐらい低下した
    • お茶を1日4杯以上飲む人は、 認知症のリスクが11%ぐらい低下した
  • 血管性痴呆症のリスク

    • コーヒーを1日4杯以上飲む人は、血管性痴呆症のリスクが22%ぐらい低下した
    • お茶を1日2〜4杯以上飲む人は、 血管性痴呆症のリスクが25%から26%ぐらい低下した

ということで、

お茶とコーヒーは両者とも脳卒中リスクを下げて尚且つ、脳機能が下がるのも防いでくれる

 

 

緑茶vsコーヒー

 

コーヒーだけ、お茶だけを飲む場合と比べ、両者どちらも飲む場合は

脳卒中(-11%)、虚血性脳卒中(-11%)、認知症(-8%)、血管性認知症(-18%)リスクが更に低くなる!

 

コーヒーとお茶は両方とも飲んだほうがメリットは大きい

 

 

また、

コーヒーとお茶の両方を対象とした数少ない研究で、

 

どちらか片方を飲むよりも両方を飲んだほうが全死亡リスクが減るという結論でした

 

少しズルい結論でした。

 

 

お茶もコーヒーも馴染みのある飲み物で、気軽に取ることのできる飲み物ですよね。

ぜひコーヒーもお茶も積極的に摂取していきたいですね。いま私はコーヒーの消費がメインですけど、緑茶も積極的に取っていこうと思います。

 

 

くれぐれも砂糖入りの清涼飲料水などは気をつけてくださいませ。コーヒーでも砂糖入りは避けるべきなのは念を押しておきます。

 

みなさんの健康の一助になれば幸いです。ではまた〜
ヨネザワ

 

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