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カラダの中身(構造)どうなっているの?

 

悩んでいる人
カラダが痛いのですが、痛い部位がよくわかりません。

カラダの構造がどのようになっているか教えてほしいです。

 

このようなお悩みにお答えします。

 

本記事の内容

  1. 解剖学とはなんぞや
  2. 身体の疑問を自分でも多少理解することができる
  3. 身体の構造をざっくり理解できる

 

上の順番で解説していきます。

 

「カラダの痛み」に関して、日々患者さんから訴えを聞き原因を追求している理学療法士が解説します。実際の痛みに関して、考えていく時に日々使っているカラダの構造について、簡単に話していきます。

 

この記事を読んで、自分のカラダの訴えが少しでもわかるようになれば嬉しいです。

 

実際にカラダで不調な部位があれば、どこの部位か確認しながら読んでください。
ヨネザワ

 

 

では、解説スタートします!

 

 

解剖学とはなんぞや

 

医療職種やアスリートが日々使っている解剖学についてご紹介します。

 

一般的に

解剖学とは

人体解剖学は、ヒトのからだ(身体)のつくりや形について学ぶ学問である。

 

つまり簡単にいうと、

身体の中身ってどうなっているのか?

これを学問にしたやつです。

 

医学ってむずかしそうですよね。

あまり勉強したい人はいない分野です。

 

ただ目的があれば、頭に入れる目的ができるので。

痛みをどうにかしたい、体のある部位が不調だとか…。

 

筋トレが大好きな人たちは、自分の筋肉の形を育ってきたなんて言いながら筋肉を愛でています。

 

どこが痛いのか

どこの調子が悪いのか

 

そんなことがわかるために解剖学はかなり役にたちます。

 

この人体のわかりづらい、言葉にしづらい部分を見える化してくれるのが「解剖学」という名のスケスケメガネです。

 

 

では、このスケスケメガネをかけると、こんな感じに筋肉とか骨をスケスケに見えてしまうというわけ!

 

じゃあ、この解剖学を使ってどんなことに役立つのか。

 

解剖学を使うと、

カラダに関する疑問が起きた時に、その疑問が起きている場所を特定できたりするわけです。

 

  • カラダに痛みなど不調が起きた
  • カラダのここを鍛えたい
  • きれいな姿勢をとりたい
  • カラダのトラブルの場所を知りたい

 

カラダに関する不調や症状が起きたときは、この解剖学がいろいろな場面で役に立ちます。

 

病院でよく見るケースですが、痛みがあると言うが場所が特定できないケース。

腕とか足とか本当にざっくり言う人も少なくありません。

 

 

このケースとは逆に、カラダの勉強をしている人がいます。

それが、お医者さんや看護師さん、スポーツをやっている人、トレーナー、リハビリ関連の職業などカラダに関わる職業は、みなさん解剖学を学んでいます。

 

 

たとえば、

カラダの構造をなにも知らない人がカラダの動かすケース

解剖学をマスターしカラダの動かすケース

 

この2つは、運動をするときの効果や安全性に関して大きな差異があります。つまり、プロスポーツ選手はこの知識が高い人は強いし、それをサポートするのがトレーナーであったりします。

 

まあそんなこんなで、解剖学を説明していきます。

みなさんには

解剖学を学ぶPOINT

  1. 骨格、関節、筋肉の3つに絞って学ぶ(脳や内臓はパス)
  2. 形状を視覚的に覚える
  3. 自分のカラダで体感してみる

 

このくらいに絞り、解剖学を楽しんで使っているうちになんとなく形などのイメージはできて自然と言葉は入ってきます。
ヨネザワ

 

1.骨格、関節、筋肉の3つに絞って学ぶ

 

解剖学を学んだことのある人全員が思っていると思いましたが、この神経・内臓の多さや複雑さ

 

これを覚えようとすると、絵面を見ただけで思考停止します。

 

 

そのため、この解剖学での情報を「骨」「関節」「筋」に絞っていき、自分のカラダの動きやイメージ、体感がしやすい部分に絞ります。

 

この骨格・関節・筋肉はほぼ単一で動くことがなく、大体3つがセットで動くことが多いです。

 

つまり、この3つは連動するため、覚える時にラクになることやイメージがつきやすいためもあります。

 

自分のカラダを使う時に、動かす部位により骨や関節の構造、筋肉の作用など触ったりすると余計に覚えられます。
ヨネザワ

 

2.形状を視覚的に覚える

 

解剖学は専門的な言葉が多いのが難点。

 

いきなり骨や筋肉のイメージを固めてから、動きをイメージしてもらうと感覚的に覚えることができます。

 

そして、この数

骨の総数:206本 筋肉の総数:640個

 

オーマイガー

 

これまた思考停止します。

 

ただ、この骨や筋肉は触れるところが多く、視覚的なイメージもつく構造、形状がわかっているものです。

 

つまり、言葉で覚えるのは、試験がある人だけにして、

みなさんには

  • どんな形なのか
  • どんな動きをするのか
  • どんな働きがあるのか

 

ここらへんを理解していくと、形状やイメージで覚えることができて、自分のカラダを視覚的に捉えることができます。

今は解剖学と検索すると、視覚的なイメージができるサイトがたくさんあります。
ヨネザワ

 

さきほどから載せている画像のサイトは掲載しておきます()。

 

これで言葉よりグッとわかりやすく、みなさんが使うことで解剖学が身近に感じてくると思います。

 

3.自分のカラダで体感してみる

 

形状などイメージができると、それと同じくらい自分のカラダがどのように動いているのかに興味が出てくると思います。

 

 

これは「上腕二頭筋」という筋肉が肘の関節を曲げているところです。

 

解剖学は、その場所を理解しただけではあまり意味がありません。

ここでいう「上腕二頭筋」だけがわかっても意味がないということです。

 

自分のカラダの痛みがある部位がわかる程度で、大事なのは自分のカラダで体感できるようになること。
ヨネザワ

 

自分のカラダの動きや姿勢、ストレッチなどのケアをするとき

この解剖学の形状やイメージがあると、自分のカラダで体感することでより実践に近くなります。

 

 

より自分のカラダをコントロールする感覚が出てきます。

 

自分のカラダにコントロール感がでると、不調の原因や痛みの原因も自分で特定や推測ができるようになってきます!

 

 

解剖学はそんな感じで、難しく考えずやっていければすごく楽しいです。

 

自分のカラダの中身に、興味がどんどん湧いてくると思います。

 

 

ヒトのカラダはいろんな組織が多く絡み合い、いまだに完全な解明に至っていない未知が多い場所です。

 

ただわかっているものもあり、それが身体構造です。

 

つまり、この構造を知るというのが「解剖学」を学ぶことになります。

 

 

解剖学は、複雑なカラダの中をのぞくことができる便利な地図、スコープのようなものです。

 

解剖学を使っていき、カラダののGoogleマップを手に入れることができます。
ヨネザワ

 

 

アメリカでは、日本と違い国民皆保険はなく自由診療のため、医療機関にかかる場合、1回1回のかかるコストが桁違いです。

 

そのため、高キャリアなど仕事で忙しい人ほど体調管理も徹底しているようです。

 

医療機関にかかり、誤った治療法などがわかった場合の医療訴訟も多く、診断も曖昧には行えないです。

 

主治医は、病気の説明などもしっかり行われています。すぐに訴えられるから。

 

 

日本でもしっかりしてくれるところはありますが、みなさん病気を持っている方は自分の診断名はわかるが、どういう状況か理解されているでしょうか?

 

このように自分の状況をあいまいに捉えないためにも、医療機関側に詳しく聞いたり、自分の身体の知識がある方は鋭い質問ができるようになります。

 

身体のグーグルマップ開いていきましょう。細かい解剖はやりませんが、今後も部位ごとの発信はしていきます!

 

みなさんの健康の一助になるように情報発信続けます。

 

読んでいただき、ありがとうございました。
ヨネザワ

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