こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 太陽光を浴びることでの健康効果
- 太陽光を浴びると、身体に良い効果
このような内容を解説しますね。
この記事を読んで、皆さんの健康の一助になれば嬉しいです。
では解説していきます!
太陽光と死亡率の関係
この研究はスウェーデン医科大学のものです(①)。
結論は、太陽光を浴びている人は死亡率が下がるというものでした。
病院は屋内活動を中心にリハビリなど運動も行うので、これは大変興味深い内容でした。
研究内容は、3万人近くのスウェーデン人女性を対象にし、20年分の身体、健康データを集め、太陽光と死亡率の関係を調べたというものです。
太陽光をよく浴びる人ほど
この研究では女性を対象としていたので、
太陽をよく浴びる女性は
- 心血管疾患での死亡率低い
- がんでの死亡率が低い
- 寿命が0.6~2.1年長い
てことは、基本的に日光を浴びることで悪いことはないのか?
まとめの中に書いてあったことで、一つ皮膚癌のリスクは高くなる!
ただし、死亡率ではなく皮膚癌になる可能性が高くなるよというものです。
基本的には、がんの死亡率は低くなるので、紫外線対策をやっとけば問題ないということです。
太陽光を避けることは、タバコと同じくらい身体に悪い
この研究ではもう一つ
- 日光を避けた非喫煙者
- 日光を積極的に浴びた喫煙者
この2つのグループを比べた時、両者は同様の平均寿命を持っていたそうです。
つまり、
太陽光を避けることは、喫煙と同じ程度に、寿命を縮めてしまうということ。
喫煙者の平均寿命は、平均で8〜10歳程度縮めてしまう(②)ため、定期的に太陽光を浴びることで、同じ年数だけ長生きできるかもしれないといものですね。
素晴らしいですね。
本研究では、
現在の太陽光に関するガイドラインは厳しすぎる。
太陽の避けすぎは、私たちの健康に害しかもたらさない可能性がある。
太陽光を浴びることでの効果
有名どころですが、ビタミンD
最近では紫外線は肌の大敵として毛嫌いされていますが、太陽光を浴びないことでの問題の方がでかいようです。
ビタミンDはカルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度を調節する重要な役割のある栄養素です。
ビタミンDには、免疫機能を調整する働きがあります。
1日に必要なビタミンDの80%は太陽光によって作られているようです。
このビタミンDは摂取することはできないかというと、できるんですが、ビタミンDの吸収率が太陽光とサプリなどではまったく異なるようで、太陽光には勝てないのが現状のようですね。
基本的には、日焼け止めで紫外線対策をしていれば大きな問題はないと思うので、日光の元にでないリスクを考えるにはもってこいな論文だったと思います。
皆さんの健康の一助になれば幸いです。
ではまた〜